【ヤクルト】バレンティン、3年連続30発!ローズに並ぶ7度目「すごく誇りに思う」

2018年8月20日6時0分  スポーツ報知
  • 3回無死二塁、適時二塁打を放ったバレンティン

 ◆ヤクルト8―5阪神(19日・神宮)

 着弾点を見届けるまでもなく確信し、バットを放り投げた。バレンティンは打席からゆっくりと歩を進めた。リーグ一番乗りの30号先制2ラン。「シーズンの最低限の目標は達成できた」。来日8年目で3年連続7度目となる年間30発以上は、外国人選手では最多のローズ(元オリックス)に肩を並べ、「すごく誇りに思っている」と歓声を浴びた。

 初回2死一塁。「完璧でした」とフルカウントから内角低めの直球をすくい上げ、左中間席中段に叩き込んだ。試合前の練習で“バレシフト”が敷かれていた。球場関係者がバックスクリーンの広告看板の上に登り、特大アーチに備えて球拾いの姿勢を見せた。シーズン60発のプロ野球記録を持つ大砲は、本番でも第1打席から気持ちよく花火を打ち上げ、通算250本塁打まであと3本に迫った。

 2点リードの3回無死二塁では右中間に適時二塁打。「前の打者たちがいっぱい出てくれるので、例年よりチャンスがたくさんある」。13年に球団記録の131打点をマークして以来5年ぶり、両リーグ最速でシーズン100打点に乗せた。

 チームは3カード連続の勝ち越し。勝負の秋に家族と再会するためにも、4番の働きを示す。球場で声援を送っていたカーラ夫人、長女・ミアちゃんらが16日に帰国。CSに進出すれば、再来日するという。「少なくとも40本打ちたい」。本塁打、打点でリーグ2冠を快走するパパが、遠くにかすむコイの尻尾を追いかける。(山崎 智)

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