【楽天】銀次&西巻、甲子園準Vの金足農をたたえる

スポーツ報知
9回、ベンチからナインに声援を送る金足農・吉田(右)

 楽天の銀次(30)、西巻賢二(19)両内野手が21日、甲子園で準優勝を飾った金足農の健闘をたたえた。岩手・普代村出身で盛岡中央高で甲子園を目指した銀次と、福島・会津出身で仙台育英で全国制覇を目指した西巻は、同じ東北の球児として最後まで戦い抜いた金農ナインに拍手を送った。

 銀次が真っ先に挙げたのはエース・吉田輝星(3年)の“姿”だった。「投手がすごくいい。打たれようと、堂々とした気持ちで投げてるなと感じました」と絶賛。公立校として決勝まで進んだことには「選手のみんながすごいと思うし、全国で戦っていることはうれしく思いますね」と話した。

 15年夏の甲子園で決勝まで進んだ西巻は「僕も1年のときに決勝まで行って、優勝する難しさを感じた。でもあれだけの舞台で、プレーできることは幸せだと思います」と振り返った。金足農の印象については「楽しそうにやっている。それが逆転サヨナラにつながっていたと思う。持ち味でしたね」と語った。

 能代工が強かったこともあり、「秋田はバスケット」という印象が強かったという銀次は「小さい子どもたちも見ていたと思うし、野球人口も増えると思う。そういうところも、うれしいですね」と喜んでいた。

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