【オリックス】若月、逆方向へ通算2本目「奇跡です」 

スポーツ報知
4回2死一塁、追加点となる右越え2ランを放つ若月

◆オリックス5―1西武(2日・京セラドーム大阪)

 若月は照れながら、逆方向への強烈な一発を振り返った。2―0の4回2死一塁。2球で追い込まれたが、今井の142キロ直球を右中間席まで運んだ。自ら「奇跡です」と認める今季1号2ラン。昨年10月6日のソフトバンク戦(ヤフオクD)以来となる、プロ通算2本目の本塁打だった。

 想定外?の一発に、福良監督も「当たったら飛ぶ。なかなか当たらないけど。きょうは当たっていましたね」と称賛。パワーを秘めるだけに、指揮官はバットが下がるクセを改めるよう指導してきた。若月も「最近、練習でも(右に)入るんですよ」と手応え十分だ。

 守備でも西を好リードし、6回にはクロスプレーで三塁走者の本塁突入を阻止。一度はセーフと判定されたが、指揮官のリクエスト成功で失点を防ぎ「タッチした感触がありました。福良アイですね」と笑った。自力CSは消滅したままだが、前日の7点差逆転に続き、首位・西武に連勝。上昇ムードだ。

(原島 海)

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