【広島】3度目6連勝でM13!最短で11日V

スポーツ報知
1回2死一、二塁、バティスタ(右)は先制3ランを放ち生還する

◆ヤクルト3―7広島(2日・神宮)

 広島の強力打線が、この日も夜空に大きな“花火”を打ち上げた。初回2死一、二塁。バティスタはヤクルト・石川の2球目を豪快に振り抜き、左翼スタンド中段に先制の23号3ランをたたき込んだ。試合前には、新井と迎打撃コーチから「我慢強く(甘い球を)待て」とアドバイスされたといい「完璧だった。見事な仕事をしましたね」と自画自賛した。

 3回無死一塁の場面では、菊池が左翼に12号2ラン。これでシーズン155本目の本塁打となり、緒方監督の就任後では16年の153本を超える最多となった。今季2度目の13試合連続本塁打も記録するなど、機動力以上に一発攻勢が際立つ戦いぶりに、指揮官は「バティスタは一振りで決めてくれたね。今日も良い攻撃をしてくれた」と評価した。

 敵地6連戦で今季3度目の6連勝を飾り、またもセ・リーグの貯金を独り占め。マジック対象チームである2位・ヤクルトとの直接対決に全勝し、マジックは今カードで一気に6つも減って13となった。「広島に戻って、また1試合1試合戦っていく」と緒方監督。最短の3連覇決定は11日。破竹の勢いは止まらない。(種村 亮)

野球

×