【阪神】9日巨人戦先発の青柳 左打者への制球が鍵

スポーツ報知
9日の巨人戦先発へ、甲子園で調整する阪神・青柳

 阪神・青柳晃洋投手(24)が7日、先発が予想される9日の巨人戦(甲子園)で阿部、亀井ら“左打者斬り”を誓った。

 甲子園での投手指名練習に参加し、ダッシュなどで汗を流し準備を進めた右腕。「他のチームは(打順を)固定しているけど、(巨人は)僕の時は左打者が多いのが毎回なので。阿部さんや亀井さんなど打たれている打者も多い。注意して、その人たちの前に走者を出さないように心掛けて投げたい」と意気込んだ。

 2016年7月7日の巨人戦初先発で7回1安打無失点で勝利を挙げる鮮烈デビューを果たした右腕。「Gキラー」の期待がかかったが、その後は5戦0勝4敗と実力が発揮できていない。それでも2日のDeNA戦(甲子園)では今季1軍初登板で、5回1/3を3失点で初勝利を挙げた。金本監督も「球威が戻ってきた。1年目のいいときに」と評価した。

 左打者への制球という課題の克服で、2軍では16試合8勝(2敗)と確実に手応えをつかんできたプロ3年目。ルーキーイヤー以来のG倒を目指し「1年間やってきたことをやり通したい」と表情を引き締めた。

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