【楽天】平石監督代行、制球に苦しむ藤平に「全くダメだった」

スポーツ報知

◆楽天1―3日本ハム(9日、楽天生命パーク)

 パ・リーグ最下位の楽天は、先発した藤平尚真投手(19)が2回までに3点を失い、連勝が3でストップ。2イニングで4四球と制球に苦しんだ悩める若きエース候補に、平石監督代行は苦言を呈した。

 藤平は初回に2四球とヒット1本が絡み、中田に右犠飛を献上。直後に味方が同点に追いついたが、2回にも2四球を与えるなど、制球が定まらず横浜高の2学年先輩・浅間に2ランを浴びて勝ち越しを許した。2回までで56球、2安打4四球3失点。3回以降は立ち直って6回127球、2安打3失点とまとめたが、本拠地では昨季から7戦全敗となる6敗目(3勝)を喫した。

 平石監督代行は「ちょっと自分との戦いというか、藤平の悪いところが出たかなと思います。3回から6回は評価できると思う。ただ1、2回は、彼に期待しているからこそ厳しい評価になるけど、全くダメだったと思う。1、2回のピッチングをしているようでは正直キツイと思いますね」と厳しい言葉を並べた。

 藤平は「初回の入り方と2回のホームランですね。投げていくうちに修正していくことができましたが、球数が多かったです。初回からしっかり投げられるようにしていかないといけないです」と反省しきりだった。

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