【中日】岩瀬、20年目初の満弾献上「悔しい」球団ワースト更新6年連続負け越し

2018年9月16日22時33分  スポーツ報知
  • 7回2死満塁、阿部(手前)に右翼席へ満塁本塁打を打たれた岩瀬

 ◆巨人11―3中日(16日・東京ドーム)

 中日・岩瀬仁紀投手(43)がプロ20年目でキャリア初の満塁弾を浴び、巨人に突き放された。今季35度目の逆転負けで、連勝は2でストップ。5位に転落し、球団ワーストを更新する6年連続の負け越しが決定した。

 7回に悪夢が待っていた。福谷が2死無走者から連打と四球、さらに岡本への押し出し四球で降板。場面は2―4の満塁と変わり、コールされたのは球界最多記録を更新し続ける通算998試合目のマウンドとなった岩瀬の名だった。

 しかし、阿部への2球目のスライダーを右翼席に運ばれた。プロ20年目のキャリア初、通算4011人目の打者に浴びたグランドスラムだった。「満塁だから(1ボールから)ボール・ツーにはできない。そういう(ストライクが欲しくなる)心理は働くよね。(満塁弾?)初めて打たれたね。そりゃ打たれりゃ悔しいよ。もうちょっと冷静にいくべきだった」と球界最年長選手は唇をかんだ。

 8回も浅尾が3失点。その直前に、投手交代でドタバタも演じた。浅尾が一度マウンドに上がったが、なぜかベンチに引き返し、代わって又吉がベンチを飛び出した。しかし、ファウルラインを越える間際で異変に気づいて急停止。審判団が改めて森監督に何やら確認したところで、又吉はベンチへUターン。やはり浅尾が再びマウンドに立った。

 朝倉投手コーチは「あれは最初から浅尾でいくつもりだった。こちらのミスです」とポツリ。集中力がそがれる形になった浅尾は、言い訳せず「関係ないです」。又吉も「自分からは何も言えません」と口を閉ざした。

 原因は、ブルペンの近藤投手コーチと、ベンチの朝倉コーチおよび森監督の単純な連絡の手違いとみられる。森監督は「あの場面は勝敗に関係ない」と説明。むしろ、7回2死無走者から押し出しを献上し、岩瀬が満塁団を浴びる原因をつくった福谷に矛先を向けた。「(福谷?)そこしかないよな。自分でも築きあげたものがあるのに。でも経験とかじゃない。一対一で(打者に)向かっていくのが投手。技術なのか精神的なものなのか」と苦言を呈していた。

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