【日本ハム】 清宮が5号3ラン ぬいぐるみはスタンドに届かず

スポーツ報知

◆日本ハム―ソフトバンク(20日・札幌D)

 日本ハムの清宮が約1か月ぶりとなる5号3ランを放った。8月25日の楽天戦(札幌D)以来のアーチで、先発・ロドリゲスを援護した。

 難しいボールをはらうようにすくった。初回2死一、二塁。清宮は2ボールから内角低めにドロンと落ちる武田のカーブに反応した。高々と上がった打球は右中間席に消えた。「ランナーがいない場面から中田さん、横尾さんが作ってくれたチャンスだったのでなんとかしたいと思っていました」約1か月ぶりのダイヤモンド1周に、ベンチに戻ると喜びが爆発。久々の“キヨ・ダンス”も飛び出した。

 興奮のあまり、三塁ベンチ側スタンドに投げ入れたぬいぐるみは、ネットに阻まれ、スタンドインならず。2度目のチャレンジで「サク越え」に成功し、苦笑いした。試合前まで、9月の成績は打率0割5分9厘、0本塁打。「最近は流れも悪かったので、それを変えたい。その思いだけでした」。終盤戦で苦しむチームと、悩める19歳にとって、大きな一打になった。

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