【NPB】禁止薬物摂取の楽天・アマダー、出場停止6か月の処分確定

スポーツ報知
処分が確定した楽天・アマダー

  日本野球機構(NPB)は21日、禁止薬物の摂取で6か月の出場停止処分を科した楽天のジャフェット・アマダー内野手(31)の異議申し立てに対して、制裁処分が確定したことを発表した。

 アマダーは4日に与えられた弁明の機会で、意図的に服用したことは1度もないという主張を繰り返した上で、検出された事実を認めて制裁を受け入れる意向を示し、ファン、球団、関係者に謝罪。また、禁止薬物が体内に入った経路を明らかにするため、摂取していた6種の製品の成分分析を分析機関に依頼。分析結果の提示は弁明の場に間に合わなかったが、現役続行の強い願望を述べたという。

 NPBアンチ・ドーピング特別委員会では「情状は軽いものということはできず、制裁はやむを得ない」と判断。19年2月8日まで6か月の出場停止処分が確定した。

 アマダーは6月13日の中日戦(楽天生命)後に尿検体を採取され、いずれも利尿作用があるクロルタリドンとフロセミドが検出された。8月9日にNPBが処分を科していた。

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