【日本ハム】 リーグV消滅 栗山監督「申し訳ない」

スポーツ報知
日本ハム・栗山監督

◆ソフトバンク2―1日本ハム(24日・ヤフオクドーム)

 日本ハムはソフトバンクに敗れ、2連敗。リーグ優勝の可能性が完全に消滅した。

 栗山監督はまず謝罪の言葉を口にした。16年以来のリーグ優勝の可能性が消滅。「申し訳ないです。今年なんとか勝ちきってやると思ってやっていただけに、悔しさは自分の中ですごく大きい」と結果を受け止めた。

 悔しい敗戦の中で、好材料も見つかった。「いいものが出た部分もある」と指揮官。CSで対戦が濃厚な、ソフトバンクとのレギュラーシーズン最終戦。先発・上沢は、松田宣の2ランで8回2失点で負け投手になったものの、先発全員から毎回の三振を奪う今季最多の14K。右腕は「少しは嫌なイメージを与えられた」と手ごたえも得た。

 打線では清宮が9回に6号ソロを放ち、ソフトバンクの守護神・森に一矢報いた。2試合連続の完封負けは阻止し「簡単には終わらないぞというところは見せられた」と背番号21もポストシーズンへ布石を打った。

 2位との直接対決に連敗し、ソフトバンクとは6ゲーム差。CS本拠地開催も、難しい状況になった。「今年の申し訳なさを含めて、それ(ポストシーズン)で取り返すしかねえだろ。それに向かっていくよ。(日本一の)チャンスがある以上しっかりやっていくし、まだまだ日本一の勝負ができるわけだから。必死になって」と指揮官は前を向いた。

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