【楽天】松井が4年ぶり先発で白星 5回3安打無失点

スポーツ報知

◆楽天9―0ロッテ(27日・ZOZOマリンスタジアム)

 楽天の松井裕樹投手(22)がルーキーだった2014年10月5日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来、約4年ぶりに先発登板。5回を3安打7奪三振、無失点の好投で先発としては4年ぶりの白星を手にした。

 9月16日のロッテ戦(ZOZO)で史上最年少の100セーブを挙げた守護神。チームのBクラスが決まったこともあり、来季以降の配置転換も視野に入れながらの先発チャレンジだった。

 今季中盤までの不振を脱するために取り組んできた「120%の力で投げない」リラックスした投球をテーマに、140キロ台後半の直球とスライダー、カーブなどを丁寧に投げ込んだ。「たくさん投げることができて勉強になった」という83球。「フルカウントでも粘れたし、無四球だったのが一番」と胸を張った。

 2回には13年のドラフト1、2位入団だった同級生の内田が先制10号3ラン。「ウッチー(内田)が、2ケタ本塁打は今日にとっておいたって言ってて、本当に打ってくれた」と、最高の援護弾に感謝した。

 残り試合も先発要員として調整を続ける。「次はもう少し長く投げられるように、1週間しっかり調整したい」と意気込んでいた。

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