【西武】山川46号&おかわりV弾!抜群の破壊力2人で5点

スポーツ報知
1回1死一、二塁、山川(中)が46号先制3ランを放ち、ナインとハイタッチする

◆西武5―3ソフトバンク(28日・メットライフドーム)

 容赦ない破壊力でソフトバンクを振り切った。山川と中村。天性のアーチスト2人で5点をたたき出し、ビクトリーロードを照らした。初回、左越えへ先制46号3ランを放った山川は「一人で点が取れる。これが僕たちの武器」とスラッガーの自負心を口にした。

 決着をつけたのは、おかわりの一撃。同点の6回2死一塁、千賀の宝刀フォークをバックスクリーン左へ運んだ。決勝の28号2ランで、勝負の8、9月は17発51打点を量産。菊池にソフトバンク戦初勝利を贈り、「やっと勝ちましたね、アイツ」とニッコリ笑った。

 山川は46発121打点で打撃2冠に浮上。浅村と並びMVP候補の4番が「思い切り優勝を意識して、ここで決めたい」と意気込めば、08年V経験者の中村も「ホーム最後の試合でしっかり決めたい」と本拠地Vへの思いを込めた。22日ロッテ戦(ZOZO)での山川の逆転3ラン以降、西武は全得点が本塁打。5試合にまたがり11発23得点で、チーム本塁打数もリーグトップとなった。歓喜まであと1勝。ド迫力の豪打を推進力にゴールテープを切る。(宮脇 央介)

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