【中日】オリックス・西を調査へ 球団関係者は「先発の軸で」

スポーツ報知
オリックス・西

 中日が来季に向けた補強でオリックス・西勇輝投手(27)の本格調査を進めることが分かった。

 巨人が勝ったため4位以下が確定し、6年連続でCS進出を逃した。今季限りで退任の可能性がある森監督は、1000試合登板でセーブを挙げた岩瀬と比較して「最近(抑えで)投げていた若い連中に、どう思うか聞いてみたい」とチクリ。救援陣の不調が成績に直結した今季の惨状を嘆いた。

 球団は早くも来季の巻き返しへ着手。国内FA権の資格取得条件を満たしているオリックス・西を本格調査していることが判明した。名古屋に近い三重県出身の27歳右腕について、球団首脳は調査の事実を認めた上で「先発の軸を任せられる力がある」と話した。

 近年の“地元志向”にも合致する。昨年ドラフト1位は静岡県出身の鈴木博。昨年7月には日本ハムから三重出身の谷元をトレードで、昨オフには岐阜出身の大野奨を日本ハムからFAで招き入れた。来季7年ぶりAクラスへ、西が救世主になるか。

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