【ソフトバンク】西武との直接対決で5連敗。29日にもV逸

スポーツ報知
6回、西武・中村に決勝の2ランを浴びてうなだれるソフトバンク・千賀

◆西武5―3ソフトバンク(28日・メットライフ)

 ソフトバンクのリーグ連覇が絶望的になった。7連勝と勢いに乗って臨んだ3連戦。だが、投手陣が獅子おどし打線に粉砕されて2連敗し、ついに西武の優勝マジックが1となった。

 またしても千賀が鬼門で背信投球を繰り広げた。初回1死一、二塁、山川の左越え46号3ランで先制を許す。その後、打線が粘りをみせて一時は同点に追い付いたが、6回2死一塁から中村にバックスクリーン左へ勝ち越しの28号2ランを献上した。7回途中3安打11奪三振と被安打こそ少なかったが、2被弾で5点を失い黒星。メットライフは今季3戦3敗となった。「点の取られ方がホームランなので相手に勢いを与えた」と落胆。バンデンハーク、嘉弥真が3被弾で7失点した27日同様、失点はすべて本塁打だった。

 敵地・メットライフでは今季、2勝9敗と黒星が先行。2010年以来のカード負け越しも決まった。「内容よりも今日は絶対に勝たないといけない試合だった。(選手を)使っているのは僕なので僕が悪い」と工藤監督は敗戦の責任を背負い込んだ。「目の前で絶対に胴上げだけはさせない」とゲキを飛ばすのが精いっぱいだった。

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