【ソフトバンク】工藤監督、Ｖ阻止「何が何でも」

◆西武５―３ソフトバンク（２８日・メットライフドーム）

　ソフトバンク・千賀が６回、中村に、代名詞のお化けフォークをバックスクリーン左へ運ばれ「本当に申し訳ない」と唇をかんだ。

　これでメットライフは今季３戦３敗、防御率１０．０６。初回に山川に３ランも許し、２０被本塁打のうち９本が同球場での被弾。中継ぎ時代も含め１１戦未勝利だ。工藤監督はショックのあまり報道陣の質問にしばらく答えが出ず。「何が何でも目の前で胴上げだけは絶対にさせない」。最後は、自らを奮い立たせるように語った。