【阪神】残り11日で11戦…逆転CSの可能性を残しながら打ち切られる可能性も

スポーツ報知
CS争い3球団の今後の日程

 中日は29日、台風24号の影響で交通機関などの乱れが予想されるため、30日の阪神戦(ナゴヤD)を中止にすると発表した。

 阪神は今季20度目の中止。残り11試合のうち1試合でも流れれば、ダブルヘッダーを開催しない限り、CS出場チーム確定期限の11日までの全日程消化が不可能となった。

 10月1日からの9連戦が決まっていて、11日までに空いているのは2日間しかない。雨天中止となった26日のDeNA戦(甲子園)と、30日の中日戦の2試合の振り替えスケジュールは未定。11日までに全日程が消化できなければ、CS期間中の“裏開催”か、カード次第では打ち切りの可能性もある。谷本球団副社長は「仕方ない。(11日までに消化できないことも)前から覚悟しています」と説明。逆転CSの可能性を残しながら打ち切られる可能性もある。

 セ・リーグからはダブルヘッダーの開催が可能か打診されており、球団内で実施方法を検討中。甲子園でWヘッダーが行われれば89年以来、29年ぶりとなる。

 また、中日はこの阪神戦が今季の本拠最終戦。引退が判明している岩瀬、荒木のラストゲームと予想されており、30日の前売り券はほぼ完売していた。だが、西山球団代表は「安全確保が第一ですから」と説明。ナゴヤDの試合中止は、大雨の影響で相手のヤクルトの用具を運ぶトラックの到着が遅れた7月6日に続いて通算4回目。

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