【広島】新井が上原、阿部から花束「上原さんを打ちたいと思って練習してきた」

スポーツ報知
試合前のセレモニーで今季限りで現役を引退する新井を中心に記念撮影におさまる上原(左)、阿部(右)

◆巨人5x―4広島(30日・東京ドーム)

 今季限りでの現役引退を表明した広島・新井貴浩内野手(41)が試合前に巨人・上原浩治投手(43)、阿部慎之助内野手(39)から花束を贈呈され、感謝の意を示した。ナゴヤD、神宮に続き、最後となった東京Dでも相手球団の好意に触れ「練習の時から本当に大きな声援をもらって、幸せでした。ジャイアンツ球団さんを始め、上原さん、慎之助には心から感謝しています」と頭を下げた。

 上原は98年ドラフトの同期入団で、新人の頃から目標にしてきた存在だった。「いきなり20勝を挙げられたすごい投手で、上原さんを打てるようになりたいと思って練習してきた」と感慨深げに振り返った。

 阿部とはライバル球団として対戦しただけでなく、北京五輪では共に日の丸のユニホームを着て戦った。「オリンピックでも一緒にやったし、敵なんだけど、友達みたいな感じだった。まだまだこれからも頑張って欲しい」とエールを送った。

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