【日本ハム】明石家さんま、試合前に北海道のファンに笑顔のパワー

◆日本ハム―西武（３日・札幌ドーム）

　日本ハムの「ファンクラブ名誉師匠」を務めるお笑いタレントの明石家さんま（６３）が、３日の西武戦（札幌Ｄ）を電撃訪問した。背中に「さんま」のひらがな３文字を漢字の「笑」にデザインしたユニホームで、試合直前のグラウンドに登場。木田優夫ＧＭ補佐と軽快なトークを繰り広げ、札幌Ｄを笑いの渦に包み込んだ。

　さんまさんは登場してすぐに、「今日消化試合やんな？　」とエンジン全開。ドラフト１位・清宮が先発を外れていることに「清宮を見に来たんや」と話し、笑いを誘った。

　会場をひとしきり、温めたあと「俺ね、今日が夢があって…」とファンにおねだり。つっこみに合わせ、周囲がジャンプするダチョウ倶楽部のネタを札幌Ｄのファンに求めた。

　木田「消化試合に来てくれてありがとうございます」

　さんま「俺を呼ぶなっちゅーねん！」

　自らのつっこみでスタンドのファンがジャンプし、札幌Ｄが揺れると「いいねえ～」とご満悦だった。

　今回の来訪は、９月に発生した北海道胆振東部地震の被災者を激励することも目的。「まだ笑えない状態ですけど、日本全国もそうやし、被災に負けず頑張って元気になって頂きたい。皆さん大変でしょうけど、是非、笑える日まで頑張ってください」とメッセージを送った。