【広島】田中が3年連続3度目のフルイニング出場 来季は衣笠超えの球団記録視野
スポーツ報知
◆広島3―4DeNA(7日・マツダスタジアム)
広島・田中広輔内野手(29)が今季最終戦も「1番・遊撃」でフル出場し、15年4月1日のDeNA戦(横浜)から継続中のフルイニング出場を568試合に伸ばした。シーズン3度のフルイニング出場は、4度の衣笠祥雄に続く球団2位タイで金本知憲(現阪神監督)に肩を並べた。
田中はかねてから「大きな目標というより、結果的に出ていた感じです。嫁がご飯を作ってくれたり、皆さんのサポートのおかげです」と周囲への感謝を口にしている。来季は遊撃手として田中が手本にしてきた阪神・鳥谷の667試合、衣笠氏の678試合の更新も視界に入る。
7回1死では遊撃内野安打で出塁。一、二塁間で挟まれながらも、投手・今永の一塁けん制がそれる間に二塁を陥れ、今季32盗塁でリーグトップのヤクルト・山田哲にも肩を並べた。2年連続のタイトル獲得の可能性も残し、レギュラーシーズンを終えた。
NPBの連続フルイニング出場の上位は以下の通り。
金本知憲(阪神)1492
三宅秀史(阪神) 700
衣笠祥雄(広島) 678
鳥谷 敬(阪神) 667
秋山翔吾(西武) 596
松井秀喜(巨人) 574
田中広輔(広島) 568
※秋山、田中は継続中。金本は記録ストップ時の所属が阪神。