【ソフトバンク】8回に登板の加治屋が2失点で負け投手「詰めの甘さが出た」

スポーツ報知
8回、交代を告げられベンチに戻る加治屋

◆2018 パーソル クライマックスシリーズ パ ソフトバンク2―4日本ハム(14日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは同点の8回に登板した加治屋が2失点し惜敗。連勝での最終ステージ進出はならなかった。

 1点を追う7回に先頭打者のデスパイネが左翼線二塁打。2死三塁となって高田が左前適時打を放ち同点に追いついた。 ところが、8回に救援した加治屋が崩れた。2死から西川に右中間フェンス直撃の二塁打でピンチを招いた。続く大田には1ボールから2球連続のフォークで空振りを奪い追い込んだ。フルカウントとなって、フォークを要求した甲斐のサインに首を振って「今年、内角の直球が成長した部分だったので勝負にいった」と直球勝負を選択。149キロのこん身の一球をはじき返され、決勝の適時二塁打を許した。「冷静になればフォークに合っていないのは分かった。冷静になれていない自分がいた」と悔やんだ。

 今季は球団タイ記録の72試合に登板し、リーグ3位の35ホールドポイントを挙げた。勝利の方程式の一角を務める右腕は「詰めの甘さが出た。明日、絶対にリベンジする」と前を向いた。工藤監督も「打たれる時もある。信頼は変わりません。明日も使っていく」と第3戦を見据えた。

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