【ヤクルト】ノーノー終戦に小川監督「コメントすることがない」

◆２０１８　マイナビ　クライマックスシリーズ　セ　ヤクルト０―４巨人（１４日・神宮）

　ヤクルトは巨人・菅野に１四球のみのノーヒットノーランを喫してクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファーストステージ敗退が決まった。

　小川監督は「とにかくコメントすることがない。勝負ですから、勝負に負けたということです」と完敗を認めた。４安打１得点で１―４と完敗した第１戦から大きく先発オーダーを代えるなど手を打ったが、菅野の快投の前に１本の安打も出すことができなかった。

　昨季は球団ワースト９６敗を喫して最下位に沈んだヤクルトだったが、小川監督が就任しチームを２位まで導いた。試合後にナインが一列になってファンにあいさつをすると「ありがとう！」の声も多く、温かい拍手も送られた。

　思わぬ形で終戦。指揮官は「シーズンを通して選手はよく頑張った。２位になれたのは選手の頑張り。ただ優勝争いをしたわけではないので、これでいいわけではない。さらに個々のレベルアップをしていかないといけない。この悔しさを次につなげていかないといけない」と話した。