【西武】山川と多和田が2度目のアベック受賞…月間MVP

スポーツ報知
9、10月度の月間MVPの受賞会見でポーズを決める西武・山川(左)と多和田(カメラ・小林圭太)

 9、10月度「日本生命月間MVP賞」が16日に発表され、パ・リーグ投手部門で西武の多和田真三郎投手(25)が、打者部門で西武の山川穂高内野手(26)が選出された。2人は3、4月度に続き、2度目のアベック受賞となった。同一コンビが年間に2度同時受賞するのは初めてとなった。

 多和田は9、10月に5試合に先発して4勝0敗、1完封、防御率はリーグトップの1・54と抜群の安定感を見せ、リーグ優勝への立役者となった。「大事な試合で良い結果が残せたのはよかった」と喜びを表現し、「1年間使ってくれた監督、コーチ、そしてたくさん打ってくれた野手、支えてくれた家族に感謝したい」と振り返った。

 山川は9、10月に4番として28試合に出場し、リーグトップの11本塁打、28打点をマーク。ゲーム差3・5で迎えた9月15日からのソフトバンクとの3連戦でも3発を放つなど、存在感を発揮し3連勝に貢献した。「今年は大事な試合を意識しまくって打てた。4番の重圧やプレッシャーを感じながら打てたのはすごく自信になった」と誇らしげに語った。

 ともに沖縄出身。中部商高、富士大と同じ道を歩んできた後輩・多和田との受賞に、山川は「サブロー(多和田)とこういう賞に向けて(他の選手に)勝てたというのはすごくうれしい。沖縄っていうのをもっとアピールしてほしい」と声を張っていた。

野球

×