台湾の“大王”王柏融、来季NPB入りへ争奪戦勃発 所属ラミゴが海外移籍容認

スポーツ報知
王柏融

 台湾プロ野球・ラミゴは17日、日本球団が熱視線を送る王柏融(ワン・ボーロン)外野手(25)について、今オフの海外移籍を認める方針を明らかにした。台湾では年間125日を3シーズン実働すれば海外移籍できる規定があり、15年9月からプレーする王は今オフにも海外移籍が可能となる予定だった。

 “大王”のニックネームで知られる王は、昨年まで2年連続で打率4割以上をマーク。昨季は打率4割7厘、31本塁打、101打点で3冠王と2年連続のMVPを獲得。昨年2月に行われたWBC日本代表の壮行試合(ヤフオクD)では、楽天・則本からバックスクリーンへの逆転弾を放った。

 ラミゴは今月27日から、日本シリーズにあたる「台湾シリーズ」への進出が決まっており、移籍交渉はそれ以降に解禁となる見通し。すでに阪神、西武などが関心を示しており、激しい争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。

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