リクエスト成功率は32%…導入元年は494件中、成功は162件

スポーツ報知
8月23日の中日-阪神戦 7回1死二、三塁、大島の二ゴロで三塁走者・亀沢が本塁へヘッドスライディング。判定はアウトだったがリクエストでセーフとなる(捕手・梅野)

 日本野球機構(NPB)は18日、今季から導入された監督がリプレー検証を求めることができるリクエスト制度の件数などを発表した。公式戦全858試合で494件(セ251件、パ243件)。うち判定が変更されたケースは162件で、リクエスト成功率は32・8%となった。

 塁別の判定では、一塁が約50%、二塁が約25%。リクエストでなく、審判団の自主的なリプレー検証は40件だった。友寄正人審判長は「数字的には悪くない。審判も現場も、やってよかったという意見が多いと思う。課題を出して、来季に向けてもっとよりよい制度にしていく」と説明。12月の会議で改善点を協議する。

野球

×