【阪神】矢野新監督に聞く 一問一答

スポーツ報知
就任会見で藤原次期オーナー(左)揚塩球団社長(右)と握手を交わす矢野新監督 (カメラ・馬場秀則)

 阪神・矢野燿大新監督(49)が18日、大阪市内で就任会見を行った。今季は17年ぶりとなる最下位に沈み、金本知憲監督が電撃辞任。火中の栗を拾った形になった就任1年目から、2005年を最後に遠ざかる「優勝」と目標設定した。その実現へ、現役時代に優勝を味わった03年型の攻撃的な野球を理想に掲げた。

 矢野監督に聞く 

 ―今の気持ちは?

 「監督をやらせていただくと決めてからは『よし、やってやるぞ』という気持ち」

 ―決断した理由。

 「日々、メンタルの部分を(選手に)伝えてきた。そう言ってる自分が逃げるというか、(監督を)やらない選択をしたときに、選手に対して僕が言ってきたこともウソということになってしまう。挑戦していくべきと思ったのが一番」

 ―故・星野さんには、どんな報告を?

 「生きておられたら、いろんな話を相談というか、できたと思う。『覚悟を決めましたと。精いっぱいやってきます』と、そういう報告ができれば」

 ―阪神の現状分析は?

 「数字的なことを言えば、もちろん打てること。得点を挙げることはチームの課題になるが、闘争心というか前に向かっていくという気持ちの部分。それですごく変わる可能性を持っている」

 ―巨人との伝統の一戦もファンは楽しみにしている。

 「それはもうファンが喜んでくれる試合になる。広島は強い時代に入ってますけど、そこにジャイアンツは間違いなくライバルとしてある。意識してやっていきたい」

 ―ドラフトに関しては?

 「すごく大事になってくる。ファンが求めてるのは生え抜きの4番、エース、レギュラー。やっぱり育てる、生え抜きというのは大事になる。中心になっていく選手が来てくれればうれしい」

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