【ロッテ】井口監督、レギュラー白紙「秋から競争」超サバイバルに

スポーツ報知
井口監督

 ロッテ・井口資仁監督(43)が22日、来季のレギュラー白紙の方針を示した。ロッテ浦和での秋季練習初日を終えると「秋から競争になる。今年、全試合に出た選手も来年はレギュラーが確約されているわけじゃない」とチームの“超サバイバル化”を予告した。

 今季は三塁・鈴木、二塁・中村、遊撃・藤岡、捕手・田村の4人が全試合出場を果たしたが、その主力たちも安泰ではない。昨季まで主将を務め、今季もチームのリーダー格として引っ張っていた鈴木も例外ではなく、指揮官は「安田や大河(平沢)、外国人と争うことになる。レギュラーは与えられるものじゃない。毎年、死守しないといけない」と強調。開幕までの仕上がり具合やオープン戦の結果次第では三塁争いは混とんとしていきそうだ。競争がもたらす“化学反応”で選手層が厚くなれば、2年連続Bクラスからの巻き返しは十分、可能だ。(長井 毅)

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