【ロッテ】OB塀内氏が新監督就任 マリンズジュニア8年ぶりVへ

スポーツ報知
2010年以来のジュニアトーナメント優勝を目指すマリーンズジュニア

 ロッテは23日、今年で第14回目となる「NPB12球団ジュニアトーナメント2018」出場に向けて千葉ロッテマリーンズジュニアチームのメンバー16人(いずれも6年生)の選考が終了したと発表した。球団OBの塀内久雄氏が新監督となり、9月から本格的な活動を開始している。

 塀内久雄監督プロフィール:1981年7月7日、愛媛県生まれ、37歳。右投左打。三瓶高校から1999年ロッテに入団。史上41人目の「プロ初打席初本塁打」で鮮烈なデビューを飾る。内野4ポジションすべてを守れるユーティリティープレーヤーとして15年間コンスタントにチームに貢献した。

 選手・OBに口を揃えて「チーム1番の守備職人」といわれるほど、守備に定評がある。2015年よりマリーンズジュニアのコーチを務め、本年より監督に就任。塀内氏は「2010年以来の優勝が目指せるように頑張ります。今年のチームは打力のある選手が多く、一方でディフェンス面もしっかりとしているのでここからさらにレベルアップをしていけば、とてもいい結果が出ると思います。子供たちとは対話を重視し、楽しみながら練習を行う事を意識しています。子供たちは向上心をもって日々、成長をしているのが分かるのでとても充実しています」と8年ぶりに優勝へ、選手たちに期待を寄せた。

 マリーンズジュニア出身の主なプロ野球選手:北海道日本ハムファイターズ 近藤健介選手、中日ドラゴンズ 佐藤優選手、阪神タイガース 高山俊選手、広島東洋カープ 船越涼太選手(以上4名は2005年、第1回大会出場)、横浜DeNAベイスターズ 網谷圭将選手(2009年、第5回大会出場)、東北楽天ゴールデンイーグルス 藤平尚真選手(2010年優勝メンバー、第6回大会出場)。

 NPB 12球団ジュニアトーナメントは一般社団法人日本野球機構とプロ野球12球団が連携し、「子供たちが “プロ野球への夢” という目標をより身近に持てるように」という考えのもとに企画、創設され今年で14回目の開催。参加チームは、各球団のOBが監督に就任し、小学5、6年生で編成され12チームで優勝を競う。

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