【阪神】鳥谷、遊撃復帰を直訴 矢野監督「尊重しなきゃいけない」

2018年10月24日6時0分  スポーツ報知
  • 鳥谷

 阪神・鳥谷敬内野手(37)が23日、遊撃での再出発を志願した。秋季練習初日、矢野新監督と個人面談。完全復活の第一歩として、慣れ親しんだポジションへのこだわりを伝えた。

 「できるできないは別として、もう一回、遊撃で練習させてもらって。スタートとして、遊撃で練習することをお願いしました」

 ゴールデン・グラブ賞4度の遊撃を離れ、最近2年間は二塁、三塁とポジションが流動。「自分が何をしたいのかは、すごく大事」と胸襟を開いてくれた新監督に、素直な思いを打ち明けた。矢野監督も「誰にもできないことをやってきたのは、尊重しなきゃいけない」と実績を重んじ「そこ(遊撃)にトライするためのことはやってくると思う」と底力に期待した。

 昨年は三塁で意地のGグラブ賞を受賞したが、今年は大山を抜てきするために二塁へ。しかしプロ15年で最低の打率2割3分2厘で、規定打席に届かず、歴代2位の連続試合出場が「1939」で途切れた。

 「オフの間に自分のパフォーマンスを上げて(遊撃起用を)判断してもらえれば。チーム事情でポジションが変わるのは、何とも思わないので」とチーム方針によるポジション変更には十分な理解を示した。新体制の船出のこの日は、福留や糸井とともに甲子園に現れたベテラン。全体練習は免除だったが、新監督との面談という意味のある時間を過ごした。来季が5年契約の最終年。寡黙な男の自己主張には、覚悟が詰まっている。(長田 亨)

 ◆金本政権下での鳥谷

 ▽16年 開幕は「6番・遊撃」も打撃不振に陥り、7月には連続フルイニング出場が歴代4位、667試合でストップ。遊撃を北條に奪われる形で、打率2割3分6厘に終わった。

 ▽17年 春季キャンプは遊撃に挑んだが、金本監督に「ナナサン(7対3)で(北條に)勝ってもお前はないぞ」と通告され、開幕は「7番・三塁」。それでも9月に通算2000安打を達成し、ゴールデン・グラブ賞を獲得した。

 ▽18年 春季キャンプ中に、三塁を大山に譲る形で二塁へ。開幕は「2番・二塁」。5月に連続試合出場も歴代2位、1939試合でストップした。故障者続出により、シーズン終盤に約2年ぶりに遊撃を守った。

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