【日本ハム】新千歳空港に直営カフェレストラン開店 選手の顔入り特製ラテアートも

スポーツ報知
1日100食限定の中田翔・平取町応援プレート

 25日のドラフト会議で、今夏の甲子園で準優勝した金足農(秋田)のエース・吉田輝星投手(17)を1位で指名するなど、来季の日本一奪回に向け、盛り上がる日本ハム。このほど、新千歳空港ターミナルビルにカフェレストラン「FIGHTERS DINING ROSTER ~DELI&ROAST~」をオープンさせた。球団直営カフェレストランとしては球界初の空港出店で、店内は野球ファンや観光客でにぎわいを見せている。担当の秦雄太郎記者が早速、看板メニューなどを食べてみた。

 一歩足を踏み入れれば、ファンにはたまらない空間がそこにある。北海道の空の玄関、新千歳空港ターミナルビル3階。国内の空港では初のプロ野球球団直営のカフェレストラン。店内中央には野球場を模した大きなテーブルが存在感を放つ。野球中継が映る大小6個の大型モニター。壁には選手のユニホームがずらりと並び、「F」のロゴが入ったキャップをかぶったスタッフが、笑顔で出迎えてくれる。

 オープンから約1週間。店内は野球ファンを中心ににぎわっている。ランチ中だった日本ハムファンの女性3人組は、飛行機には搭乗しないものの、札幌市からわざわざ来店。「球団のホームページで見て、来ました。すごく良い雰囲気」と目を輝かせた。道産食材をふんだんに使用したランチに舌鼓。「想像以上においしいです」と満足そうだ。

 とっておきは、選手が道内179市町村を応援する「北海道179市町村応援大使」企画と連動したランチプレート。第1弾は平取町の中田翔内野手、比布町の中島卓也内野手で、各1日限定100食(税込み2000円)で大人気だ。ドリンクの1番人気は特製ラテアート。カフェラテなど3種類の飲み物に、清宮幸太郎内野手(19)ら9選手を選んでプリントできる配慮はファンにはたまらない。今後はドラフト1位・吉田らが入団するが、活躍次第では特別メニューが登場する可能性もあるという。

 「こてこてのファンでなくても、入りやすいような雰囲気。ファイターズをきっかけに道産の食材のおいしさに気づいてもらえたら」と、事業企画部の大沢朋陸ディレクター(43)は期待する。野球好きだけでなく、国内外の観光客までがターゲット。新千歳空港から、ファイターズと北海道の魅力を発信する。(秦 雄太郎)

 ◆FIGHTERS DINING ROSTER ~DELI&ROAST~ 千歳市美々新千歳空港ターミナルビル3F。TEL0123・25・3703。営業時間は9時30分~22時(最終入場、ラストオーダーは21時)、不定休。51席。食事メニューはモーニング、ランチ、ディナーと時間帯で変わる。ドリンクは、アルコールも終日提供。

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