【オリックス】西、FA権行使で大争奪戦必至 阪神が交渉解禁日に即アタックへ

スポーツ報知
オリックス・西

 オリックスの西勇輝投手(27)が、手続きが開始される5日にも国内FA権を行使することが4日、分かった。阪神、中日、DeNAなどが獲得に乗り出す方針を固めており、複数の球団による大争奪戦に発展することは間違いない。

 一方、オリックスは、シーズン終了後に残留交渉を行い、複数年契約を提示している。宣言残留を認めており、宮内オーナーが「最大限、誠意をもって我々のチームに残ってもらおうという努力はしたい」と話していたように、全力で引き留める方針。

 西は今季10勝を挙げ、10年間で通算74勝。年齢も若く、長期にわたってエース格として計算できる存在だ。

 〇…阪神が、西の獲得を目指し、交渉解禁日となる15日に即アタックする方針であることが分かった。今オフのFA補強は西に絞り込んで調査を続け、球団と矢野新監督で方向性を確認済み。球団関係者は「速やかに動き出せる準備をしていく」と説明した。条件面も整えて他球団との争奪戦を制する構えだ。

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