三井ゴールデン・グラブ賞発表 菅野は3年連続 初受賞は岸、源田ら7名
セ・パ両リーグの守備のスペシャリストに贈られる「第47回 三井ゴールデン・グラブ賞」が8日、発表され、セ・リーグでは巨人の菅野智之投手が3年連続3度目の選出となった。また、阪神の梅野隆太郎捕手、DeNAの宮崎敏郎三塁手、広島の田中広輔遊撃手、中日の平田良介外野手が初受賞。パ・リーグでは楽天の岸孝之投手、ロッテの中村奨吾二塁手、西武の源田壮亮遊撃手が初めて受賞した。
デッドヒートを演じたのはセ・リーグの遊撃手部門。広島・田中は、2年連続で受賞していた巨人・坂本勇人の96票に6票差の102票で初受賞。同じくパ・リーグの外野手部門では、ソフトバンクの上林誠知が日本ハム・西川遥輝に9票及ばず、初受賞を逃した。なお、パ・リーグの外野手3人は2年連続で同じ顔ぶれとなった。
受賞者は下記の通り。
<セ・リーグ>
投手 菅野智之(巨人)3年連続3度目
捕手 梅野隆太郎(阪神)初
一塁手 ロペス(DeNA)3年連続4度目
二塁手 菊池涼介(広島)6年連続6度目
三塁手 宮崎敏郎(DeNA)初
遊撃手 田中広輔(広島)初
外野手 丸佳浩(広島)6年連続6度目
大島洋平(中日)2年ぶり6度目
平田良介(中日)初
<パ・リーグ>
投手 岸孝之(楽天)初
捕手 甲斐拓也(ソフトバンク)2年連続2度目
一塁手 中田翔(日本ハム)2年ぶり3度目
二塁手 中村奨吾(ロッテ)初
三塁手 松田宣浩(ソフトバンク)6年連続7度目
遊撃手 源田壮亮(西武)初
外野手 秋山翔吾(西武)4年連続5度目
柳田悠岐(ソフトバンク)2年連続4度目
西川遥輝(日本ハム)2年連続2度目
三井ゴールデン・グラブ賞は全国の新聞、通信、放送各社の取材経験5年以上のプロ野球担当記者の投票で行われる。有効投票者数はセ276、パ248。選考基準は以下の通り。
▽投手 規定投球回(143イニング)に達しているか、チーム試合数の3分の1以上の登板。
▽捕手 捕手としてチーム試合数の半分以上に出場。
▽内野手 1つのポジションでチーム試合数の半分以上に出場。
▽外野手 外野手としてチーム試合数の半分以上に出場。