【日本ハム】矢野謙次に残留オファー…今季限りで引退、指導者転身視野

スポーツ報知
今季限りで現役を引退した日本ハム・矢野謙次

 日本ハムが、今季限りで現役を引退した矢野謙次外野手(38)に対し、球団への残留を要請していることが8日、分かった。球団関係者が「(球団に)残って働いてもらう話はしている」と明らかにした。

 矢野は巨人、日本ハムで主に代打の切り札として16年を過ごし、多くのファンに愛された勝負師だった。その野球に取り組む姿勢や人柄は高く評価されている。

 役職について、同関係者は「正式に決まってから」としたが、過去には14年に現役引退した金子誠(現打撃チーフ兼作戦コーチ)がチーム統括本部「特命コーチ」に就任。15年は米国にコーチ留学した例がある。矢野は10月10日の引退会見で「野球に関わっていきたい」と今後について語っていただけに、第二の人生で指導者転身を視野に入れた道を歩んでもらう可能性はある。

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