【中日】松井雅、キャリアハイの92試合出場も現状維持 谷元も現状維持

スポーツ報知
現状維持でサインした松井雅

 中日の松井雅人捕手(30)が10日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮で契約更改交渉に臨み、現状維持の2000万円でサインした。目を充血させ、意気消沈といった表情で会見場に現れた。

 松井雅はキャリアハイの92試合に出場。日本ハムからFA移籍した大野奨太捕手(31)の63試合を超え、チームの捕手では最多の出場機会を得た。それでも「投手のクオリティー・スタート率は高いのに、逆転負けが多いのは、終盤にやられるから。気持ちの部分でマイナスなことを考えると、本当にその通り(の結果)になる。自分をしっかりと持ちたい」と投手や首脳陣に信頼される捕手になることを誓った。

 来季が2年契約の2年目にあたる谷元圭介投手(33)は、現状維持の8500万円で更改。キャリア最少の8試合の登板に終わった右腕は「同級生2人(浅尾と野本)が引退した。チャンスがあることに感謝してしっかりやらないと」と巻き返しを誓っていた。

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