【中日】ドラ1根尾、名古屋のTV局5番組ハシゴ メジャーより「竜で活躍」

スポーツ報知
サインに背番号「7」と書き込んだ中日のドラフト1位・根尾

 中日にドラフト1位指名された大阪桐蔭高・根尾昂内野手(18)が11日、名古屋市内でテレビの生出演と収録をこなした。

 新大阪から名古屋まで単身でやってきた。「一人旅の気分でけっこうワクワクしてました」と車窓の景色を眺めていたという。まずはCBCテレビで中日の応援番組「サンデードラゴンズ」の生出演など3番組、さらに東海テレビにタクシーで移動して中日応援番組「ドラHOT+」の収録など2番組を駆け抜けた。

 計5番組をハシゴした直後は「(収録は何本?)何か分かんないですね」とお疲れの様子。番組で「メジャーに行きたい気持ちは」と問われて「今はないです」と答えたが、出演後も「ドラフト1位指名していただき、ドラゴンズに入ることに縁を感じる。ドラゴンズで活躍したいイメージが強いです」と竜党を泣かせる優等生発言を繰り返した。

 「サンデー―」には、ドラフト2位指名の東洋大・梅津晃大投手(22)とともに出演。VTR出演した高校の13学年上にあたる平田から「新人合同自主トレから、たるんだ体で来ると厳しい」とゲキを飛ばされ、根尾はただただ大先輩の声を神妙な表情で聞いていた。

 だがゲストの谷繁元信元監督(47)は大爆笑。これには根尾も思わず白い歯がこぼれた。収録後、谷繁氏は「まさかアイツが言うか、というね」とニヤリ。15年の沖縄・北谷春季キャンプで、体重超過の懲罰として2軍組に振り分けたこともある平田の“先輩風”が痛快だった様子。それでも「そうやって失敗を糧にしたらいいんだよ」と、今季打率3割2分9厘とブレイクを果たした教え子の成長もうれしかったようだ。

 梅津も初めて対面した根尾に好印象を持った様子。「インタビューの受け答えがしっかりしているので、そういう(堅物の)イメージがあったんですが、初めて会ったら笑顔で『よろしくお願いします!』。謙虚さがあって話しやすかった」と、すっかり“ギャップ萌え”したようだ。

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