【侍ジャパン】稲葉監督、初黒星に「4回の走塁ミスですね。そこで流れが変わった」

スポーツ報知
4回2死一二塁、打者・岡本の時に飛び出した一塁走者・上林をアウトにした捕手・モリーナ(カメラ・矢口 亨)

◆日米野球第3戦 日本3―7全米(11日・東京ドーム)

 侍ジャパンはMLBオールスターに3―7で敗れ、初黒星。2連勝でストップとなり対戦成績を2勝1敗とした。

 9回2死走者なしから代打・山川のタイムリー二塁打など3連打で2点を返した。稲葉監督は「最後はいいつながりで終われたと思う」と意地を見せた打線を評価しながらも、「4回の走塁ミスですね。そこで流れが変わった。一発勝負の怖さです。そこをしっかりとやっていかないといけない」。4回に外崎のタイムリー二塁打で同点に追いつきさらに2死一、二塁の場面で、強肩の捕手モリーナからの送球で一塁走者・上林が刺されチャンスをつぶした場面を残念がった。

 先発の西武・多和田は5回途中5失点、2発を浴びたが、8回には登板の4番手、楽天・高梨、9回の5番手、広島・岡田はともに3者凡退の好投。「投手陣には一発はOKと言っている攻める気持ちは忘れずに、そこはやってくれている、どんどん攻めてくれたので次に生かせれば…」と前を向いた。

 12日には広島・マツダスタジアムで第4戦を行う。「(相手は)前田投手なのでみんなで打ち崩したい」とマエケン撃ちを誓っていた。

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