【中日】松坂、2年ぶり背番号「18」復活

スポーツ報知
06年、西武時代に背番号「18」で投球する松坂

 中日・松坂大輔投手(38)の背番号が「99」から「18」に変更されることが11日、分かった。松坂は1999年の西武入団時からつけた番号に強いこだわりを持っており、日本代表やメジャーでも、メッツ時代(2013、14年)の「16」を除けば「18」で通した。なじみ深い“球界のエースナンバー”を背負うのは、ソフトバンクに在籍した15~17年以来、2年ぶりとなる。

 松坂は今年1月、入団テストに合格して中日入りした際、球団から空き番の「20」と「99」を提示され、後者を選択した。「今の僕が(中日のエースナンバー)20をつけるべきでない。99は、ベタなことを言うと、足したら18。何か意味があるんじゃないかと思った」と「18」への断ち切り難い思いを語っていた。

 今春の沖縄・北谷キャンプでも背番号99をあしらった松坂グッズが爆発的に売れるなど、竜党には「松坂=99」が定着しつつあった。シーズンでも森前監督が「2、3勝してくれればいい」と大きな期待を寄せなかった中、11試合に登板して、国内12年ぶり勝利を含む6勝4敗、防御率3・74。チーム2位タイの勝ち星を挙げる復活劇を見せた。なお、今季まで「18」だった鈴木翔は背番号を変更する。

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