【侍ジャパン】甲斐、V二塁打&“キャノン”で試合締めた「当たり前にやった結果」

2018年11月15日6時0分  スポーツ報知
  • 勝ち越し適時打を放つなど大活躍した甲斐は、お立ち台でファンの声援に応える (カメラ・馬場 秀則)

 ◆日米野球第5戦 侍ジャパン6―5MLBオールスター(14日・ナゴヤドーム)

 “甲斐キャノン”が、この日はバットで見せた。同点の8回2死一塁。甲斐が左中間へ二塁打を放つと、外野守備がもたつく間に、同僚の上林が一気に本塁を陥れた。7回の適時打に続く決勝打に「何とかつなぐ気持ちで行きました。(上林)誠知がよく走ってくれました」と白い歯を見せた。

 本業の守備では、1―4の6回1死一塁からロサリオに二盗を許した。タイミングはアウトだったが送球がワンバウンドになり、遊撃・源田がこぼした。日本シリーズでは6連続で、台湾との壮行試合でも今季台湾リーグ盗塁王・王威晨の二盗も刺したが、10月15日、日本ハムとのCS第1S第3戦の西川以来の盗塁を許した。それでも、1点リードの9回1死一塁で、併殺を狙った二塁・山田哲の高くそれた球をバックアップすると、二塁へ矢のような送球を披露。“キャノン”で試合を締め「当たり前のことを当たり前にやった結果です」と胸を張った。

 尊敬してやまないモリーナ(カージナルス)とは、さらに仲が深まった。バットとキャッチャーミットをもらい、記念撮影もしてもらった。「バットは使わない? 当たり前ですよ。飾りですよ。グラブは独特の形をしていました。自分のに似ているのかな」とほおは緩みっぱなしだった。お互いスタメンマスクのこの日は、試合中に「ベストフレンド」と声をかけてもらい大喜びだった。

 「守備の方で(期待)と思っているけど、昨秋から粘り強い打撃を見せてくれている。ジャパンへの思いも強く頼もしい」。稲葉監督も、甲斐の活躍に力強くうなずいた。日米野球も残り1戦。東京五輪への正捕手をつかむため、最後までアピールを続ける。(嶋田 直人)

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