【ソフトバンク】育成2位・岡本「人一倍やる」下半身強化で球速アップへ!

スポーツ報知
ソフトバンクのユニホームを着てガッツポーズする東農大北海道・岡本(右)(左は作山スカウト)

 東京・世田谷区の東農大世田谷キャンパスで、ソフトバンクの作山和英アマスカウトチーフ補佐から指名あいさつを受けた岡本。緊張の面持ちだったが、ソフトバンクのユニホームに初めて袖を通すと「プロ野球選手になるという実感が湧きました」と、改めて喜びを語った。

 千葉経大付高から東農大北海道に進んだ最速144キロ左腕。プロで戦っていくため、レベルアップを誓った。カットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップと変化球も多彩だ。現在の直球の平均球速は「130キロ中盤から後半くらい」という。「1球(だけ速球が)出てもダメ。アベレージで今の最速くらい出せるようにしたい」と、常に140キロ台中盤の直球を投げられるように下半身強化を課題に挙げた。

 球団からも「育成とはいえ、1年目から戦力となれるように」(作山スカウト)と活躍を期待されている22歳。同席した両親らも見守る中、「育成なので人一倍やらないといけない。人に信頼される選手になりたいです」と意気込んだ。多くの人の思いを背負い、心身ともに成長していく。(古川 浩司)

 ◆岡本 直也(おかもと・なおや)1996年10月30日、千葉県生まれ。22歳。小3から野球を始め、千葉経大付高では2年秋の県大会で準優勝。左投左打。181センチ、75キロ。血液型B。家族は両親と姉。

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