【中日】松坂、ファン感でアクーニャダンス!サヨナラ打「気持ち良かった」

スポーツ報知
ファンと一緒にウオームアップする松坂(手前)

 中日のファン感謝イベント「ファンフェスタ2018」が17日、ナゴヤドームで開催され、松坂大輔投手(38)が打って躍って大活躍を見せた。

 「ガチンコ紅白戦」に「夢の甲子園スター組」の“主軸打者”として参加。3点を追う初回、先頭打者ながら特別ルールで“サイレント満塁”で打席に立った。カウント1―1から投手・藤井の直球を金属バットで左中間に運ぶ、走者一掃の同点適時二塁打をマーク。さすがのスター性を見せつけた。

 3点リードの3回2死三塁では投手・阿部を前に左打席に立ったが遊ゴロに倒れた。1点を追う4回1死一、三塁では右打席に戻り、投手・大島に一飛に打ち取られたが、一塁・桂が落球する幸運で、同点に追いついた。

 なおも1死一、三塁で、なぜか再び右打席に登場。1ボールから大島の108キロの直球をフルスイングし、打球は左翼席に一直線…だったがわずかにポールを巻くファウルで3万6000の観衆からため息が漏れた。気を取り直して8球目を叩き、ボテボテの遊ゴロ。しかし併殺崩れとなる間に三塁走者が生還した。“サヨナラ打”のヒーローは一塁上で水を浴びせられ、日米野球のアクーニャ(ブレーブス)やソト(ナショナルズ)のように、掲げた両手を左右に振るダンスを披露した。

 イベント後、ぬれた髪が乾かないうちにドームを後にした松坂は「楽しかったです。なかなかできない経験をさせてもらって気持ち良かった」と笑顔。トークショーでは「来年は今年の倍以上勝てるよう頑張る」と12勝を公約に掲げて、竜党から拍手を浴びていた。

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