【楽天】ドラ6渡辺と契約合意「おじいちゃんがすごいということを証明したい」

スポーツ報知

 楽天のドラフト6位・渡辺佳明内野手(21)=明大=が18日、都内で契約交渉を行い、契約金3000万円、年俸750万円で合意した。

 松坂、涌井、筒香らを育て上げた横浜高・渡辺元智前監督(74)を祖父に持つ佳明。生まれた頃から祖父の指導を受け、高校時代には監督、選手という間柄で甲子園出場も果たした。目標だったプロ入りをつかみ「1番長く(渡辺前監督に)教えてもらったので、横浜高校の先輩たちよりもいい成績を残して、おじいちゃんがすごいということを証明したい」と決意を口にした。

 この日は初めて楽天のユニホームにも袖を通し「やっと(楽天)一員になれたなと思った」とホッとしたような笑顔も見せた。同席した後関スカウトも「秋に(東京六大学で)首位打者を獲った、広角に打つバッティングは期待できる。競争はあると思うけど、1軍で活躍してほしい」と期待していた。

 ◆渡辺 佳明(わたなべ・よしあき)1997年1月8日、横浜市生まれ。21歳。小学2年から野球を始め、中学時代は中本牧シニアに所属。横浜高では1年秋から一塁のレギュラーで2年夏、3年春の甲子園に出場。大学では3、4年時に日本代表。4年秋に首位打者獲得。リーグ戦通算90試合で打率3割1分4厘、0本塁打、33打点、7盗塁。180センチ、79キロ。50メートル走6秒2、遠投110メートル。右投左打。家族は母と祖父母。

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