【楽天】西武キラー左腕・塩見は400万円減「西武打線を抑えることができたのは良かった」

スポーツ報知

 楽天・塩見貴洋投手(30)が19日、仙台市内で契約更改を行い、400万円減の3400万円でサインした。

 先発ローテの一角として期待された左腕だったが、腰痛のため出遅れて1軍初登板は開幕から1か月が過ぎた5月。8月まではローテを守り、11登板で2勝3敗、防御率3・56に終わった。だが、2勝はともに対戦成績6勝19敗と大きく負け越した西武戦。西武キラーとして存在感を示した。

 シーズン終盤も腰痛で登板することの出来なかった左腕。10月下旬には腰の手術もしたという。藤平、古川、池田、近藤、西口らも成長中で来季の先発ローテ争いは激化が予想される。9年目となる19年へ「今シーズン一番悪かったことは途中で怪我をしてしまったことです。その中で、強力な埼玉西武打線を抑えることができたのは良かったと思います。その投球を他の球団に対してもできるようにならないといけないと思います。来季に向けてまずは怪我をしっかりと治し、焦らずにリハビリを続けて身体をベストな状態にもっていきたいです。現時点で明確な目標を立てることはできないですが、1年間しっかりと投げられる体を作りたいと思います」と話した。

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