【中日】高橋周平、ドラ1根尾を心配「気を使わせない」

スポーツ報知
高橋は大幅アップを勝ち取ったものの、定位置死守に危機感をにじませた

 中日・高橋周平内野手(24)が19日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、1850万円増の3500万円の大幅アップを勝ち取った。会見でドラフト1位の根尾(大阪桐蔭高)について問われると「自分がレギュラーなら何とでも言えるんですけどね。まあ僕が環境をつくるわけではないですけど、気を使わせないようにやりたい」と黄金ルーキーを気遣った。

 高橋も11年のドラフト1位で3球団競合の末に中日に入団。鳴り物入りで加入したものの、プロ7年目の今季初めて規定打席に到達し、打率2割5分4厘、11本塁打、69打点の数字を残した。注目を集めるなか、プロの水に慣れる難しさは痛感している。「(規定打席は)こんなにかかると思っていませんでした。根尾君が騒がれるのは当然だと思う。でも自分も試合に出ないといけないし、自分のことを考えてやっていきたい」。後輩に思いをはせながらも、激化する内野の定位置死守を誓った。(表 洋介)

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