【日本ハム】宮台康平「東大プライド」で初勝利だ

スポーツ報知
契約更改交渉に臨んだ宮台

 日本ハムの宮台康平投手(23)が19日、「東大プライド」を胸に秘め、来季のプロ初勝利を誓った。今季は8月23日のソフトバンク戦(東京D)で、東大出身では51年ぶりの先発登板も5回途中2失点で降板。この試合が唯一の1軍登板だった。経歴で注目を浴び続けた1年だったが、「そこが僕のバックボーン。注目してくださることはありがたい」と誇りをにじませ、「来季は初勝利できるように」と表情を引き締めた。

 この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設で契約更改交渉に臨み、20万円増の年俸770万円(金額は推定)でサイン。沖縄・国頭での秋季キャンプは1軍に帯同するなど期待は高く、「春も1軍についていって、自分をアピールする場が1球でも多くあれば」と来春の米アリゾナキャンプの1軍帯同を目標に掲げた。来季も注目が集まることが予想されるが「淡々と自分の投球をするだけ」。来季こそは歴史に残る1勝をつかみとる。(小島 和之)

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