【日本ハム】実松育成コーチ兼捕手が50万アップで契約更改 「チームに貢献できるように」

スポーツ報知
千葉・鎌ヶ谷の2軍施設で契約交渉を行った日本ハムの実松一成育成コーチ兼捕手

 日本ハムの実松一成育成コーチ兼捕手(37)が21日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で契約更改交渉に臨み、50万円アップの1150万円でサインした。

 今季13年ぶりに古巣に復帰し、育成コーチを兼務。ファームでは捕手としてプレーしながら若手の指導を担い、「初めての経験で、最初は手探り状態でやっていた。今年は指導というよりも選手のことを把握するということに重きを置いた。来年はそれを生かして、少しでも若い選手の力を出させられるように指導したい」と話した。

 一方、1軍出場は1試合にとどまり「プレーヤーとして、もっと1軍の戦力として試合に出たかった。チームに対して申し訳ないなという気持ちです」と悔しさもにじませた。今季は「松坂世代」と呼ばれた同年代では杉内俊哉氏、村田修一氏、矢野謙次氏らが現役を引退。チーム最年長として迎える来季へ「(同世代の引退で)いろいろと考えさせられた部分はあるが、チームから来年もと言ってもらえた。しっかりと来年も準備していきたい」と表情を引き締めていた。

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