【阪神】矢野監督が納会で所信表明「一に勝つこと。二にファンサービス」

スポーツ報知
納会であいさつする阪神・矢野監督

 阪神は21日、大阪市内のホテルで球団納会を行った。新旧オーナーと矢野監督が冒頭であいさつした。

 11月いっぱいで退任する坂井オーナーは「11シーズンお世話になったんですが、今シーズンを持ってオーナーを退職させていただきます。11シーズンの間、2位は5回、3位は1回で非常に皆さん方に頑張っていただいたんですが、残念ながら優勝の二文字は獲得することは出来ませんでした。これはひとえに私の不徳のいたすところ、責任であると、反省しております」と、と在任中にリーグ優勝に導けなかったことを謝罪した。

 12月1日からオーナーに就任する阪神電鉄・藤原会長は「チームに一番必要なのは、お互いの信頼感。信頼をしあって自信を持ってプレーする。それが勝利への鉄則だと思っています。勝つこと、負けることは紙一重だと思います。この紙一重が非常に厳しいものであると皆さんが心にしみるほど感じていると思う。来年こそは、チームの皆さん、フロントの皆さんが一丸となって、この紙一重を打ち破って、栄光に向かって頑張っていきたいと思います」とスピーチした。

 続いて金本監督からバトンを受け継いだ矢野監督があいさつ。「僕のやりたい野球を説明させてもらいたい。ファンを喜ばせたいということを一番に掲げています。そのためには5つ、どうしたいかというのがある」と所信表明。一つ目は勝つこと。二つ目はヒーローインタビューのマイクパフォーマンスを含めたファンサービス。三つ目は選手にとった充実したいいシーズンになること。四つ目は裏方さんへの恩返し。五つ目はファンサービスの球団努力と語った。

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