【日本ハム】上沢直之、札幌ドームMVP初受賞 ダルビッシュ、大谷ら看板選手選出

スポーツ報知
室内練習場で汗を流した上沢

 日本ハムの上沢直之投手(24)が22日、札幌ドームで今季最も活躍した選手に贈られる「札幌ドームMVP賞」を初受賞した。同賞は2004年に創設され、野球部門とサッカー部門で選出される。上沢は今季、自身初の2桁勝利で、自己最多の11勝を挙げた。札幌ドームでは5勝2敗の好成績を残し「来年も札幌ドームでみなさんを笑顔にできるような投球がしたいです」と来季の活躍を誓った。

 全1892票のうち、最多の430票を集めての受賞だ。同賞は創設以来、新庄剛氏、米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手、エンゼルス・大谷翔平投手ら日本ハムの看板選手が選出されてきた。チームへの貢献が認められ、大先輩たちに肩を並べたことに「それは良かったです」と目を細めた。

 本拠地の大声援が力になる。「札幌ドームでたくさんの道民の方、そしてファイターズファンの方に試合を見ていただいているので、自分としてはホームでいい投球をしたいという思いが強かった」。来季、自身初の開幕投手を狙う右腕はこの日、室内練習場で黙々とトレーニングに励んだ。「来年に向けて、また動き出さないと。やっていないと不安になるので」。開幕戦は19年3月29日、札幌ドームでのオリックス戦。4か月後の本拠地でひと回り成長した姿を示す。(秦 雄太郎)

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