【楽天】ドラ1辰己涼介“レジェンド番号”「7」披露「見合うように頑張ります」

スポーツ報知
ファン感謝祭で紹介されたドラフト1位の辰己は、大勢のファンの前でガッツポーズ(左は太田、後列左から佐藤、小郷)

 楽天は23日、楽天生命パークでファン感謝祭を開催した。新入団選手紹介では、新人10選手がファンにユニホーム姿を初お披露目。ドラフト1位の辰己涼介外野手(21)=立命大=は、球団の“レジェンド番号”ともいえる背番号「7」の重さに見合う活躍を誓った。

 司会者から新人の最後に呼び込まれ、辰己は天然芝のグラウンドに飛び出した。背中にはクリムゾンレッドの「7」。山崎武司(50)、松井稼頭央(43)しか背負ったことのない特別な番号が、楽天生命パークに戻ってきた。辰己は「素晴らしい番号を頂いたので、それに見合うように、ファンの皆さんに認めてもらえるように頑張ります」と表情を引き締めた。

 初めて足を踏み入れた本拠地で、温かい拍手に迎えられた。「初めて来たグラウンドで、きれいな球場だし、うれしい。ファンの方にも温かく迎えていただいた」と感謝した。試合とは違うファン感謝祭の雰囲気には「球場でマイクを使うことはなかったので」と苦笑い。それでも、プロの戦いの場を肌で感じ「これからスタートするんやなと思いました」と話した。

 感謝祭では、恒例の「ルーキーパフォーマンス」なども特等席で見つめた。「まだ名前も覚えてもらっていないので、まずはプレーで名前を覚えてもらって、(来年は)同期で今年のパフォーマンスを超えられるような、面白いパフォーマンスをやりたい」と語った辰己。プレーでもファンサービスでも、「7」にふさわしい姿を表現していく。(山口 泰史)

野球

×