【楽天】プロ初の白星なしと悩める安楽 松坂に弟子入りへ

スポーツ報知
契約更改を終えて会見する安楽

 楽天・安楽智大投手(22)が24日、仙台市内で契約更改を行い、400万円(20%)ダウンの1600万円でサインした。

 先発ローテ入りが期待された右腕だったが、右肩を痛めて2月のキャンプ途中に戦線離脱。ファームでも納得の投球が出来ずに悩み続け、ようやくシーズン終盤の9月に1軍昇格を果たしたが、2試合に先発して0勝2敗、防御率10・13でプロ4年目にして初めて白星なくシーズンを終えた。2年連続故障に泣き「去年ケガで苦しい思いしたので、今年こそはと思ってキャンプに臨んだけど、肩をケガしてしまって、思うようにいかず本当に悔しいシーズンでした」と振り返った。

 再起へ向けてオフには中日・松坂大輔に弟子入りするプランを明かした。肩の治療などのアドバイスをもらう中で、来年1月に自主トレをともにする計画が浮上し「あれだけ一流の方なので、空気を吸わして頂けるだけでも全然違うと思う。私生活から全てが勉強だと思う」と心を躍らせた。

 先発ローテ争いでは則本、岸は2本柱として君臨。美馬、辛島、塩見、戸村ら中堅に、古川、池田、近藤、藤平ら若手もその座を湖心淡々と狙う。さらに松井が先発に再転向する可能性もあり、今後のチーム編成状況次第ではさらにライバルが増える可能性がある。5年目の来季へ「来年は5年目になって(大卒の)同い年がプロに入ってくるので、プロで先に4年間やっている以上は、しっかり結果を出して成長した姿を見せたいなと思います」と決意を口にしていた。

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