【楽天】小野郁「来年は1軍に定着」イースタン最多セーブ獲得し飛躍誓う

スポーツ報知
イースタンの最多セーブ投手賞を受賞した楽天・小野郁

 「NPBアワーズ 2018」が27日、都内で行われ、イースタン・リーグで最多セーブに輝いた楽天・小野郁投手(22)が表彰式に参加。成長著しい4年目右腕は来季へ向けて、1軍の勝利の方程式入りへの覚悟を口にした。

 今季はファームの抑えとしてイースタンで39試合に登板3勝3敗20セーブ、防御率1・86と結果を残した。最多セーブのタイトルも手にし「ファームのクローザーとしていい緊張感の中で投げられて、いい1年になった」とうなずいた。

 だが、1軍ではわずか9試合の登板に終わり、0勝1敗、防御率3・48と定着することはできなかった。5年目となる来季へ向け「しっかり信頼を勝ち取って、勝ち試合の後ろの方で投げたい。僕が投げたら絶対に抑えるといわれるようなピッチャーになりたい」と1軍での定位置取りに意欲を示した。

 守護神・松井は来季、先発に再転向する可能性があり、セットアッパーのハーマンも去就が未定。現時点で勝利の方程式は白紙状態だ。「来年は1軍に定着して、活躍出来るように頑張って行きたい」と小野。ファームでのタイトルをステップとして、大きく羽ばたいていく。(安藤 宏太)

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