【ロッテ】「福浦和也球場」が誕生!?

スポーツ報知
地元・習志野市役所を訪問した福浦(左)は、2000安打記念の腕時計を宮本市長より贈られた

 ロッテ・福浦和也内野手(42)が29日、地元の千葉・習志野市役所を表敬訪問した。同市の宮本泰介市長(45)は、今季通算2000安打の金字塔を打ち立てた福浦の名前を冠した球場について言及し、「福浦選手はインパクトのある偉業を達成した。今後の活躍次第で、そういう声が上がれば考えないといけない」と説明。現在、同市には第一カッター球場(秋津野球場)があるが、将来的に市民からの声が上がれば検討に入るとした。

 福浦は習志野高3年夏の千葉大会で3回戦敗退。最後に涙を流したのが秋津野球場だった。同球場では来季も2軍戦が予定されている。福浦自身も2軍打撃コーチを兼任しており、「来年出られたらいいですね」と笑顔を見せた。

 既に石垣島キャンプ初日の2月1日には紅白戦を行うことが決定。「しっかり打席に立てるように」とシーズン終了後からウェートトレに励む毎日を送る。ドラフト6位で習志野高の古谷拓郎投手が加入することにも触れ、「紅白戦とかシート打撃で対戦できる。こてんぱんにやられる可能性もあるけど、対戦が楽しみだね」と後輩との勝負を心待ちにした。

 この日は10月に受賞した習志野市民栄誉賞の記念品として同市より腕時計が贈られた。「習志野市民の皆様に感動を与えられる打席を増やせられるように頑張っていきたい」と決意を新たにした福浦。故郷の応援を力に変えて、来季も戦い続ける。

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